蓮のつらつら考える事。


by spiaggia_corrente
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

2010年 12月 19日 ( 1 )

先日のとんぼの本はイタリアを北から南へ縦断、
今回のとんぼの本「イタリア古寺巡礼 ミラノ→ヴェネツィア」金沢百枝・小澤実著はサブタイトルが示しているとおりイタリア北部横断です。


先ずはミラノのサンタンブロージュ聖堂、
ロマネスクの柱頭彫刻はミラノという場所柄でしょうか、鄙びた感じはありません。
こちらにはテオドシウス帝がキリスト教をローマ帝国の国教にした
影の立役者聖アンブロシウスが埋葬されているそうです。
世界史の知識がない私としましては誰それでしたf(^_^)

ここから本はちょっと南へのパビィア、次に北へ
コモ湖からほど近い、チヴァーテのサン・ピエトロ・アル・モンテ聖堂の外観にはチョット心が動きましたが拝観は要予約だし、実際に個人で行くのは大変そうな場所。

ロミオとジュリエットで有名なヴェローナにあるサン・ゼノ・マッジョーレ聖堂はまるで映りの悪いブラウン管の横縞が全体を覆っているみたいなシマシマ模様、ここにもロマネスクの柱頭がありますが、それより西正面の扉にあるブロンズの浮き彫りに注目、これは可愛い(^^)
全部で48場面があるそうでこの本が紹介しているのは3作品だけ。
かなり見たいかな(^_-)
ここは個人的にも行きやすそうな場所です。



旅行に行くなら個人旅行がよいのか、ツアーの方がよいのかは悩む所です、個人ならば行った所で自分の納得できるまで時間をさくことが可能ですが、大きなトランクを持って都市から都市へ移動は国内だって重くて邪魔で大変なのですからまして知らない駅構内をトランク持ってウロウロはしたくはありません。
もし10日旅行に行けるならば2ヶ所位ステイする都市を決めて4日連泊しての観光の方が楽な気もします。
ところがイタリアはジックリ腰を落ち着けて見たい都市が、思いつくだけでもローマ・フレンチェ・ミラノ・ヴェネツィアなどなど多すぎです、
これでは折角行くのにそこみないの(・.・;)が多々あったとしても、効率的に廻れるツアーがお薦めなのかなぁとも思えてきます。



本はヴェローナから北上して公会議で有名なトレントを通過してアッピーノを紹介、世界遺産ドロミテの一部です、
お城の中の礼拝堂にはロマネスクの壁面が残っていますが
この絵はロマネスクだよといわれても、ときめかないな(-_-)

私の好きなロマネスクって柱頭彫刻とタンパン・まぐさを中心とした扉と
どっしりとした教会建築なのだと思いますがイタリア紹介の本でこれだっというのをあまり見ないのはないのでしょうか・・・


このヴェローナから北上しての道はこのまま進めばブレンナー峠ですが、
この本は、ランゴバルト人の祭壇のあるチヴィダーレ・デル・フリウリへ寄
ってからヴェネツィアへ、ヴェネツィアではトルチェッロ島のモザイク壁面も紹介。
その後チョット南下してポンポーサの美しい塔とこの土地のグイドという修道士のことが書かれてありました。
彼が書いた「ミクロログス」という音楽理論書でドレミ・・という音階名称と四線譜を発明を書き残しているそうで、彼以前は音符の役目をするものは単線上にに書かれていたので特殊な訓練を積まないと読めなかったとのことです、誰でも賛美歌を歌えるようにという熱意、キリスト教が西洋音楽に及ぼした影響は計り知れないのですよね。

音楽は苦手な科目なのですが大切にしている本が一冊ありまして、属啓成著「音楽の歴史」、こちらで調べてみましたら、アレッツォのグイドとして同じような功績を紹介されてました。
音楽史上の偉人ですよね。

本は西ローマ帝国・東ゴート王国の首都だったラヴェンナへ、
見てみたいと思っているモザイクの白眉とたたえられているサン・ヴィターレ聖堂は当然紹介されてますし、
どんな方だったのか、絵姿を見てみたいガッラのお墓になるはずだったガッラ・プラチディア廟も。
彼女はローマで亡くなったそうですのでそちらの本で探せばどんな方だったのか出ているのかも。

本はボローニャをとばしてモデナ・パルマめぐります。


こちらの本は2010年9月25日発行の新しいものです。
帯には、イタリアは中世がおもしろい!との中世好きとしては嬉しいお言葉ヾ(^▽^)ノ
その上中世ヨーロッパの教会をめぐる古寺巡礼シリーズ第1弾!ですと( ´艸`)期待してます
[PR]
by spiaggia_corrente | 2010-12-19 19:21 | イタリア