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蓮のつらつら考える事。


by spiaggia_corrente
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スペイン旅行記①

成田空港のJTB受け付けで
添乗員のかた参加者のかたと顔合わせ。
トランクを預け出国手続き。
飛行機の座席はいいのだか悪いのだかわかりませんが窓側。
お陰で綺麗な富士山を見ることができましたがトイレには行きにくい。
お隣は素敵な白人の女性、もしかしてスペインの方ならと思い話しかけたらイタリア人あ~~残念。
ほとんど12時間ドイツ・ミュンヘンで乗り継いでマドリードへ。

眼下に見えるソ連(いつの時代)雪だらけのウラル山脈、
川の蛇行でうまれた幾つもの三日月湖、「ファイアーフォックス」みたいと思ってみてるうちに外はまぶしい日差しなのに、飛行機の中は夜の世界に。
ついてからハードスケジュールなので少しでも寝なくてはでも本当はまだ午後の時間眠れないよ~
映画を二本見てそろそろ眠れるかもの時点でもうすぐミュンヘン。
空から見るドイツは赤っぽい屋根のおうちがたくさん集まって一つの集落をなしてる様が上からだとよくわかりました。
飛行機を乗り継いでスペインに着いたのは22時過ぎ、
ホテルにまっすぐ向かいます。
さすがに眠くてすぐ寝ました。

第一日目は二番目の旅行の目的であるプラド美術館とソフィア王妃芸術センターに行き、午後から町全体が世界遺産のトレドへの予定。
プラド美術館に朝開館前から並ぶのは日本人ぐらいでアメリカ人とかの観光客はゆ~くりやってくるとか国民性があるらしいです。
まずは現地ガイドさんに連れられてグレコ・ゴヤ・ベラスケスとみていきます。
「ラス・メニーナス」のマルガリータの可愛いこと、光り輝く装飾品の見事さ。
グレコの「胸に手をあてた貴人の肖像」の真摯なまなざし。
二枚並べられたゴヤのマハに黒い絵。
こんなに見ごたえがあるのに時間少なすぎます
その三人の作品を見たあと自由時間がありボッスとフラ・アンジェリコをダッシュで見てきました。
一目でも見れて良かったけれどもできることでしたら一日でもここにいたかった!!

ソフィア王妃芸術センターはかの有名な「ゲルニカ」があるところ。
知りませんでしたがたまたまフランスにあるピカソの作品展も開催されていました。
「ゲルニカ」はまだ修復前(ピカソ以外の手が入っていない)のオリジナルを見ることができました。
ここでも自由時間があり「道化師に扮したパウロ」も見れたし、たくさんの「鳩」のリトグラフや迫力ある山羊の彫刻(?)も見ることができお昼前なのにこんなに充実した作品群を一日で鑑賞できたのは初めてぐらいみっちり見ることができ幸せ。
お昼をいただきトレドへ、
まず有名な全景を見晴らせる高台へ連れてってもらいました、晴れ渡った空に中世そのままに教会の尖塔が見え写真のとおりの美しさ。
エル・グレコの「オルガス伯爵の埋葬」も見れましたが
残念ながらグレコの家にはいかなかったので他の作品見れませんでした。そこまで来てるのに。。これがツアーの辛いところ。
世界共通語のタクシーはこのグレコの家のそばの広場だそうです。

二日目の朝、緊張からか興奮からか早~~く目が覚めてしまった。
今回の旅行では朝毎日添乗員の方からモーニングコールが入ります。
一人旅の私としては万が一起きられなかったらの恐怖から解放されてとてもありがたかった、しかし夜遅くから朝までの添乗員さんの頑張りには頭がさがります。

今日もよい天気、朝食の時間まではまだ間があるので、ホテルの近所をお散歩、スペインはどこで見ても治安が悪いと書かれているのでドキドキしながらホテルが常に見えるところまでトコトコ。
朝早くにやっているお店があったので入ってみました。有名なチュロスにチョコレートをつけて食べるのを食べてみたかったんです。
片言スペイン語の出番です、写真を示しながら尋ねますと、残念ながらないとのこと、後で知りましたがどうやら普通、朝に町で食べるのは寒い冬で今年はもう終わったとのこと、あ~食べたかった。

今日はドン・キホーテの風車を見に行きそのあとコルドバへ。
ドン・キホーテは昨日マドリードのスペイン広場で銅像も見ましたが世界で聖書の次ぎに売れている書物だそうです。
セルバンテスが泊まったプエルト・ラピセにも寄ってくれたので大満足
ドン・キホーテのタイルがはめてあり私のイメージどおりの像も立っていました。
本当はスペイン語のドン・キホーテの本を記念に買いたかったのですが
挿絵が好みのものでなかったのでやめました。
ラ・マンチャはサフランの特産地だとかでたくさんのサフランが売ってました。

コルトバではローマ橋を渡って馬蹄形のアーチで有名なメスキータ(回教寺院のことです)、花がきれいなユダヤ人街と観光しました。
天気が良かったからよいようなものの足もとの石がツルツルしていて滑りそうになります、行かれる予定のかたはくれぐれも滑りにくい靴をお勧めします。
お昼は名物のにんにくのスープです、結構美味しかった
その後セビリヤへバスは向かいます夕飯はフラメンコを見ながらの食事。
食事はともかくとして初めて見るフラメンコのかっこいいこと
素晴らしいプロポーションとリズム感、カルメンもしてくれたので超ノリノリで見ることができました。
by spiaggia_corrente | 2008-03-26 19:55 | スペイン