蓮のつらつら考える事。


by spiaggia_corrente
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来年?再来年??  怒涛の美の宝庫、イタリアへ向けて その⑤

古寺巡礼といったら和辻哲郎ということで
『イタリア古寺巡礼』岩波文庫
ローマの南の方にある サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノという大きな寺の四面回廊
のモザイクがよいとか、
ティチアンのピエタ(ヴェネツィア)がすばらしいとか、
これはイタリアに行けたならば必ず見に行かなくてはと思わせる
信頼感を和辻さんはお持ちです。

私はラファエロがあまり好きでないのですが、
余りに世界的歴史的に評価がたかいので、
そのことは触れずに黙っておこうと(^^ゞしておりました。
和辻氏のラファエロに対しての部分を読みましてお墨付きを頂いた気分。
わいヾ(^_^)公言します。私どうもラファエロ好きになれません!

ロマネスクはローマを模倣したもの、
「ローマ式」のものに相違ないのであるが、
云々から始まるロマネスクの解釈とゴシックの解釈←行き過ぎると病的になるなど。
私は感じてはいましたがどう表現したらよかったのか^^;でしたので、
よくぞ言葉にしてくださったかん。

それにしても、奥様へのお手紙がもとになっているとのことですが、これだけの内容を普段のやり取りでなさっていたとは知的レベルが高いご家庭なのですねと感服(^・^)致しました。




『美しきもの見し人は』堀田善衛
美術という観点からきっとイタリア関連も書かれてありましょうと図書館から借りてきました。
最初がまずアルハンブラε=ヾ(*~▽~)ノしかもあこがのと臆面もなくと堀田さんは書かれています。
『アルハンブラ物語』を読まれたうえでのアルハンブラへの強い思いはとてもよく理解できます。

とても正直な文章なので読んでいてちょっと恥ずかしい所もありましたが、ゲーテ・ドイツ人からみた明るく太陽溢れるイタリアへの思いはなる程と納得。

話題として取り上げてある絵画の写真もほとんど掲載してくれていますし、図書館で借りた本でしたが当たりの一冊です。



『イラストで読むルネサンスの巨匠たち』杉全美帆子 河出書房新社
イタリア芸術の本を読んでいるとヴァザーリの『芸術家列伝』によるとなんたらかんたら云々と時々面白い話しが紹介してあります。
どんな本なのか気になっていたところに渡りに船。
わかりやすいイラストで愉快なエピソードを紹介してくれています。
なんでもヴァザーリの本にはちょっとばかり思い違いとかもあるそうですが、当時の芸術家たちを親しみやすくかつ生き生きと描きだしている貴重な本と評価もされているようです。
なんといいましても書かれているエピソードが面白い( ´艸`)
『芸術家列伝』いつか読んでみたい本です。
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by spiaggia_corrente | 2011-02-15 22:50 | イタリア