蓮のつらつら考える事。


by spiaggia_corrente
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2010年08月19日 ザ+コレクション+ヴィンタートゥール」展

世田谷美術館で開催中の「ザ+コレクション+ヴィンタートゥール」展へ
行ってま いりました。
ヴィンタートゥールはスイスにある都市の名前です。
ヴィンタートゥール美術館の知名度も高くないと思います、
私はチラシにルソーの絵がなければこの酷暑の中、やくやくいかなかったかも。
しかし、行って無駄になる美術展ってないですよね。

最初の部屋は印象派を中心にした展示。
「乗り上げた船、フェカンの干潮」という作品が展示されてました、
これモネなんだ、と思ったモネぽくない作品、
印象派展の開かれる6年前に描かれたとか。
ルノアールの晩年の豊満な裸婦も彫刻作品もありましたが、
その印象派の展示室のなかで一番目にとまったのは
今まで一度も佳いと思ったことのないシスレーの「朝日を浴びるモレ教会」という作品。
南西の方から見上げるように描かれた朝のゴシック式教会の清々とし美しさと空の高さ、
シスレーは時間や天候を違えて何枚もこの教会を描いているそうです。
他の作品も見てみたし、出来れば実際にこの教会を訪れてみたいと思いました。

次のコーナーにはゴッホの「郵便配達人 ジョセフ・ルーラン」が展示されてます、
近づいたり離れたり、すいているので好きなだけ鑑賞ができます。
できれば椅子に座って見続けたかったと贅沢な望み。

クレー以外のスイス人画家の作品をこれだけまとめて見るのも初めて、
ジャコメッティの父親は画家だったとか、
コルビジェは絵もかいていたとか、知らないこともたくさん。

ルソーの絵を目当てにいったのですがココシュカの油絵を発見、。
版画の方がやはり好きですが、他の大多数の観覧者が何秒かでスルーしてしまっている作品に
ココシュカさん、私はあなたの緑色とてもても好きですよと思い入れたっぷりに飽かずに鑑賞させてもらいました。

カンディンスキーも一点出品されていました、
一緒くたにするなと言われるのを承知でかくと、
ピカソ・レジェ同様、描いているものがなんなのか想像の域を超えてたりして意味不明だったりですが、カンディンスキーは色使いが綺麗でわりと好き。
クレーの作品は隠されたものを「ウォーリーをさがせ」ではありませんが見つけたくて熱心に鑑賞しました、今回来ていたのは好みの色彩ではありませんがこの画家の作品もわりに好きかな。

ルソーは熱帯風景が好きなのですが他の作品にも興味大です。
今回は世田谷美術館収蔵のルソーも併せて鑑賞できて満足感一杯。

はじめてづくしの展覧会でしたが気になる画家を新たに発見、
アンドレ・ボーシャン笑いそうな微妙な顔をえがく画家さんです。
二階の世田谷美術館収蔵の素朴派の中にもこの方の作品が展示されてました。
園芸師の家に生まれたとかで花の絵が多いそうです、
こちらの美術館にアンドレ・ボーシャンの「聖アントワーヌの誘惑」がありますが今まで見た中でも一番邪気がなさげでした。
素朴派ではカミーユ・ボンボワのおばさんたちもいいなぁ。
気になる作品多くてこの展覧会意外に見るのに時間がかかりました。

ただねぇ~今回のゴッホの絵の写真、色が微妙に違う気がします、


写真といえば、日本だと美術館で展示品の写真を撮れないのは作品を守る為にはよいことなんでしょうが、(プロが撮った上手ですが感情のこもってない写真じゃなくて、勿論カタログやポストカードに感情をこめられても困るのですが)自分流の写真を撮りたいな、と思うことがあります。
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by spiaggia_corrente | 2010-10-07 18:48 | 絵画etc